「過労死は自己責任」 これは「あまりの暴論」なのか

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言葉が一人歩き「非常に遺憾」

   一方の奥谷社長は、今回の批判についてのコメントをJ-CASTニュースに寄せた。

「非常に遺憾です。なぜかというと、事前説明を入れて、『過労死は自己責任』という言葉を話しているにもかかわらず、その言葉だけをクローズアップされました。自分が言わんとする真意が全然伝わっていない。紙面の制約があったのかもしれませんが」

   そして、過労死は自己責任か?という問いに関しては、

「『過労死は自己責任』という言葉が一人歩きしている。自己責任の枠が広がれば、自ずと仕事の時間の配分、休養、休暇の配分も個人の管理の下で行うべきで、自らの生産性を高め、質の高い仕事をするにはどの様にすればベストかを考える必要がある。上司に言われたから、会社の慣習がという事は、企業側も働く環境を改善してゆく必要がある。労使の間に相互信頼関係と理解がないと、企業は成り立たない。それは経営者が一番理解しているものと思う。働く側も自立した個人を確立する必要に迫られている」

というものだった。

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