サイバー大学 吉村作治学長インタビュー
社会人の応募者は本当に熱心だ

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10年後、サイバー大学の出身者が社会で活躍してほしい

   半面、インターネットでの授業は雰囲気や先生の動作、しぐさが伝わらない、体感が薄れる、といわれます。この点は設立にあたり最も腐心しましたが、インターンシップやボランティア活動、留学などの機会を利用できるようにして、人と人とのふれあいを身につけてもらいます。
   今後は各都道府県に拠点校を開設することも考えていきたいと思っていますし、各地で講演会がある先生には、そのときに学生を集めた学習会を開いてもらい接点をもちます。
   サイバー大学はITのソフトバンクと考古学のわたしの、双方の得意分野から始めます。実は、いまの考古学は99%をITによって支えられています。この2つの学部が連携していくことで相乗効果を発揮していきたいと思います。ITはどの分野にも応用できますから、ITと世界遺産の2つの学部の枝葉を考えて、将来は5学部くらいに増やしたいですね。
   10年後、サイバー大学の出身者が社会の中核で活躍するという、そんな人材を育てていきたいし、材料の「人材」ではなく、財産の「人財」をつくっていく大学でありたいと思っています。


【吉村作治(よしむら・さくじ)プロフィール】
早稲田大学客員教授。1943年東京生まれ。66年アジア初のエジプト調査隊を組織し、現地に赴いて以来40年にわたり発掘調査を継続している。2005年1月、「未盗掘・完全ミイラ」を発見し世界の注目を集める。06年7月から、ミイラマスクを含む、40年間の発掘成果を日本全国で巡回展示中。近著「ミイラ発見!!-わたしのエジプト発掘物語」ほか、著書多数。


【メモ】
設置学部と定員
*IT総合学部(石田晴久学部長)…600人(第1期と第2期通して)
*世界遺産学部(吉村作治学部長)…600人(同)
第2期募集の期間: 2月23日(金)まで

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