朝日新聞、盗用問題で謝罪会見

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   朝日新聞社が読売新聞ウェブサイト掲載の記事を盗用していた問題で、朝日新聞社は2007年2月1日夜、東京・築地の同社本社で記者会見を開き、「ジャーナリストにとって、やってはならない行為。厳正に処分する」などと述べ、謝罪した。

朝日新聞社は盗用を正式に認め、謝罪会見を開いた
朝日新聞社は盗用を正式に認め、謝罪会見を開いた

   記事を盗用したのは、東京本社編集局写真センター所属で新潟総局駐在の46歳の記者(カメラマン)。1月29日午後、富山県立山町で「かんもち」作りの取材・写真撮影を行い、翌日の取材に備えて長野総局に移動後記事を執筆したという。記者は朝日新聞社の事情聴取に対し、

「一度記事を書き上げたが、自分の記事よりも(読売新聞の記事に)優れている部分があると思い、読売新聞の記事を見ながら修正した。何故(盗用)したのかは自分でも分からない」

などと話しているという。
   朝日新聞社は、同記者を2月1日付けで東京本社管理本部付に異動させた。

   一方の読売新聞東京本社広報部では、「朝日新聞社から当社記事の盗用について 説明と謝罪があり、了承しました」とコメントしている。

   この問題は、朝日新聞の記事が掲載された直後に、当該記事が読売新聞の記事と酷似していることを指摘するブログが出現、これにJ-CASTニュース編集部スタッフが気づき、朝日新聞社に指摘して問題が表面化した。

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