申し立て人が質問サイト開設 「2ちゃんねる」閉鎖騒動混沌

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   「2ちゃんねる」閉鎖騒動が続く中で、管理人の西村博之さんに対し、全財産仮差し押さえを申し立てた「35歳会社員」とみられる人物が、自分への質問を受け付けるサイトを立ち上げた。カキコミ数が2007年1月22日までに270を超え、「本当にあの会社員なのか?証拠を出せ!」などという疑問の声も上がっている。

ドメインを差し押さえ「できない理由を知りたい」

「今回ひろゆきを訴えた35才会社員の日記」では、騒動に関する質問を募っている
「今回ひろゆきを訴えた35才会社員の日記」では、騒動に関する質問を募っている

   そのサイトは「今回ひろゆきを訴えた35才会社員の日記」。最初に「何か質問があれば答えます」と書き、質問を募っている。今回の事態に至った経緯については、こう説明する――2ちゃんねる上に自分の実名や住所を晒され誹謗、中傷、脅迫を受けた。誰がカキコミをしたのか情報を開示するように裁判にかけ、「開示しなさい」の判決が出たが、ひろゆきさんが無視した。それで「間接強制」により制裁金を課し、500万円まで積みあがった。その500万円を回収するための法的手続きだ。

   質問と答えは例えばこんな具合だ。

>2ちゃんを閉鎖させる気?だったら許せないよ
「閉鎖させるなんて一言も言ってないですよね」
>2ちゃんのドメインを差し押さえできる自信はあるのですか?
「むしろできない理由を知りたいですね」
>差し押さえを行おうと思ったのですか?
「賠償金が500万円まで積み重なったからですね ここらでいったん清算しないとまずいでしょ」
>制裁金を取れた場合、会社員さんの方へ全額入るような形になるんでしょうか。
「制裁金はまず取れないでしょうね ですので軽自動車等を差し押さえします」
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