「なんでもかんでも差別のせいにして」
しかし、韓国の複数のメディアが「在日だから」という見方が韓国で根強いことを報じており、韓国ではこうした見方が支配的だ。
韓国のニュースサイト・デイリアンは、「日本メディア”よそ者”潰し」と題し、
「韓国国内のファンは、日本人と対戦して、『実質的な完勝』をおさめた在日韓国人4世を『ボディーローション』の一言でそのキャリアを傷つけんばかりだと憤慨している」
などと報じた上、「在日4世」であることが今回の処分の背景にあることを指摘している。
他の韓国メディアでも、今回の「無期限出場停止」という処分が「重すぎる」との見方が大勢で、朝鮮日報も2007年1月18日、
「今回の懲戒処分は、これまでのK‐1の歴史を見ても、極めて異例のことだ。これまでにも試合中に選手が反則行為を犯して失格処分を受けたことは何度かあるが、これほど重い懲戒処分を受けた例はない」
と報じている。 一方、ネット上の掲示板2ちゃんねる では、中央日報の「ネチズン『在日だから秋山を差別?』」についてのカキコミが急増し、
「試合の内容について語れよ 在日とか差別とか嫌韓厨とかなしに」
「不正したんだから処分は当たり前差別でもなんでもないだろ」
「なんでもかんでも差別のせいにしてりゃ気が済むのかよ。差別なんて、してねえっての」
「ルール違反で処分された。ただこれだけの事が、どうして枝葉がついて広がるんだ」
「風呂上がりにローション塗るとか笑えるな。試合前にクリーム塗ったのがダメなんだろ」
など、半ば呆れた様子だ。