「音声記録が公開されます」
一方の野田さんのブログでは、JANJANの記事を受けて鳥越編集長の反論コメントが発表されたことに対して、記事を執筆した増田美智子記者がさらに鳥越氏に確認取材を試みたところ、こんなことがあったのだという。
「鳥越氏はなおも支離滅裂なウソを展開した上、『記事を書いたのはあなただから、あなた個人を訴える。すでに弁護士にも相談している。訂正するなら今のうちだ』などと病人とは思えぬ大声を張り上げながら、増田記者を恫喝したのだという」
突然提起された「恫喝」疑惑について、野田さんはJ-CASTニュースに対して
「どのように知り得たかはお答えできません。しかし、その内容には間違いありませ ん。でなければ発表しません」
と自信を見せる。さらに、
「鳥越氏が『記者』を恫喝している音声記録が存在することは紛れもない事実であり、かつ確実に公開されます」
と、今後の新たな展開を匂わせている。
「恫喝」が本当だとすれば、いささか異常な反応だ。
なお、今回話題になっている両ニュースサイトの反応だが、JANJAN編集部では、
「現段階で申し上げられることは、記事に書いてあることがすべてです。それ以外は特にコメントできません」
と、「恫喝説」を否定も肯定もしていない。
一方のオーマイニュースでは18日夕方に以下のコメントを発表、一連の報道を『誤報』とのスタンスを崩さないまま、「後任探し説」についても、事実上沈黙を守っている。
「一部のインターネットメディアにおいて、13日に鳥越俊太郎が辞任するとの誤報がありましたが、すでにお知らせしたとおり、鳥越はオーマイニュースの編集長を引き続き務めて参ります。この誤報の内容を前提とする後続の記事などについては、オーマイニュースとしてコメントすべきことはございません」