秋山やっと「無期限出場停止」 後手後手にブーイング

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   2006年大晦日の「K-1 Dynamite!!」で、桜庭和志と対戦した秋山成勲が禁止されていたクリームを全身に塗布していたとして、主催者側から「無期限出場停止」処分が新たに下された。K-1主催者FEGは、「ヌルヌル疑惑」について、当初は「2ちゃんねるが騒いでいるだけ」などとしていたが、後に秋山に失格処分にしたうえ、ファイトマネー没収とした。そして、試合から2週間以上経った1月17日に「無期限出場停止処分」。あまりに後手後手な対応にネット上ではいまだに不満がくすぶり続けている。

当初は「2ちゃんねるが騒いでるだけ」と軽視

炎上した秋山VS桜庭のレフリーのブログはすでに閉鎖された…
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   秋山と対戦した桜庭は07年1月17日、谷川貞治FEG代表とともに記者会見に出席。ヌルヌルだった秋山について、「人に見られてやっている以上、そういう部分も頭に入れた方がいい」などとした。また、谷川代表は「無期限出場停止処分」を16日に自身が秋山に告げ、秋山が「どんな処分でも受け入れます」と答えたことなどを語った。また、ネット上でささやかれていた、秋山がグローブに異物を混入していたのではないかという疑惑については、「徹底検証したがそれはまったくない」と全面否定。秋山のタイトル剥奪については、「考えていない」とした。

   FEGは当初、ネット上で「ヌルヌル疑惑」が指摘されていることについて、J-CASTニュースの取材に「2ちゃんねるが騒いでるだけ」などとし、「静観」する方針であることを明かしていた。しかし、1月11日に記者会見を開き、秋山が市販のスキンクリームを塗っていたとして、秋山を「失格」処分とし、ファイトマネーを全額没収することを発表。そして、今回の「無期限出場処分」と、なんだか不自然な対応に終始している。
   谷川代表はこれについて、

「現在HERO’Sでは『こうなった場合は、こういう処罰を下す』というルールがないので、最終的には私の独断ですが、いろんな他のスポーツを見た上で、世間と向き合っていく中で重い処罰を下した方がいいと判断しました」

   と世間での評判が今回の処分に影響したことを明かした。

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