「30歳で『勝ち組』と思われる年収は1,000万円以上」――J-CASTニュースが行った「勝ち組・負け組」アンケート調査で、こんな結果が出た。
アンケートは、2006年11月27日から12月22日までに、J-CASTニュースのサイトに訪れた人に聞いた。年齢層で20歳から40歳、独身の男性サラリーマンを中心に、477人から回答を得た。
回答者の世帯年収は「300万円未満」が20.75%、「300万円~400万円未満」が13.84%、「400万円~500万円未満」14.26%、「500万円~600万円未満」14.26%が主流だった。
「勝ち組」は、同世代の倍以上の収入
J-CASTニュースが実施したアンケート結果では、「勝ち組」と呼ばれるためには、同世代の倍以上稼がないといけない計算に…
これに対して、「30歳で『勝ち組』と思われる年収はいくら以上だと思いますか」との問いに、「1000万円以上」と答えた人が42.77%で一番多く、次いで「700万円以上」の22.43%だった。各種の調査によると、普通の30代サラリーマンの場合、平均年収は450~500万円程度なため、「勝ち組」と呼ばれるためには、同世代の倍以上稼がないといけない計算だ。また、なかには、「定期収入があるだけで『勝ち組』だ」と答えた人が9.64%いた。
「『勝ち組』だと思われる人はどんな人ですか」の問いには、「ベンチャー企業などの社長」が23.06%、「タレント、ミュージシャン、スポーツ選手」が20.34%、「医者、弁護士」が14.05%と、上位を占めた。10.27%が、「定職があるだけで『勝ち組』だ」と答えた。
回答者に、「あなたは自分が『勝ち組』だと思いますか。『負け組』だと思いますか」と尋ねると、「『勝ち組』だと思う」と答えた人は15.5%。「『負け組』だと思う」は38.6%。「どちらでもない」が45.9%だった。