主催者に圧力をかけられ、記事を削除?
これを受けて、GBR編集部は1月10日になって、編集長名で記事を削除した経緯についてのコメントを発表、K-1主催者であるFEGからは「一度も連絡などは受けていません」と、「圧力説」を全面否定した。記事削除の理由については、
「GBRではMAXの記事をアップ後、この囲み取材での谷川EPの発言を記事として一度はアップしましたが、他媒体が『それならウチも掲載しよう』となりMAXの扱いが縮小されることを危惧し、編集部内ミーティング後に削除することを決定しました。今回もMAXは非常に見どころの多い大会となっており、他媒体であっても秋山VS桜庭問題でMAXの記事が削られてしまう、またはファンの興味がそちらに集中してしまうことはGBRとしては本意ではありません」
と、「疑惑の解明」よりも、K-1主催者がPRしようとしていたイベントを大きく取り上げることを優先したことを明らかにしている。ただ、これでは主催者に圧力をかけられ、記事を削除した、と受け取られても仕方がない対応だ。
主催者の調査結果にしても、スポーツマスコミの報道姿勢にしても、レフェリーのブログにしても、すっきりしない事柄ばかりだ。真相究明を求めるファンの声は、当分は止みそうもない。