「セキュリティーに影響するものは含まれていません」
実はこのブログ、12月22日付で、ソニーの子会社であるフェリカネットワークスに06年3月まで勤務していた派遣社員が使っていた私用PCがウイルスに感染し、情報流出を引き起こしていた、と書いている。
これの後追いなのか、夕刊フジは12月27日、「電子マネー 極秘情報流出」という大見出しで報じ、再びフェリカに注目が集まることになった。毎日新聞も12月28日朝刊のベタ記事でこのことを報じている。
フェリカネットワークス(FN社)の広報課ではJ-CASTニュースに対して
「(FN社の大株主である)NTTドコモから11月21日、流出の指摘を受けました。流出したのは、一般のお客様の個人情報ではなく、弊社が契約している企業がプログラムを作成する際に使うマニュアルなどです。セキュリティーに影響するものは含まれていません」
としている。賠償問題については
「情報を流出させた社員については、派遣社員という身分なので、直接その社員に賠償を求めたりするのではなく、派遣元の企業と協議することになると思います」
と話している。さらに、流出した内容と影響範囲が特定できていることから、マスコミ向けの発表は予定されていないという。