厚生労働省の諮問機関である労働政策審議会の労働条件分科会は2006年12月27日、最終報告をまとめた。一定の条件を満たすホワイトカラーの会社員を労働時間規制の対象外とする制度(ホワイトカラー・エグゼンプション)の創設や、残業代の割増率引き上げなどを盛り込んだ。ただし、報告書には、労働側からの意見として「同制度の導入は認めない」と記されている。経営者側はおおむね歓迎している。
厚生労働省の諮問機関である労働政策審議会の労働条件分科会は2006年12月27日、最終報告をまとめた。一定の条件を満たすホワイトカラーの会社員を労働時間規制の対象外とする制度(ホワイトカラー・エグゼンプション)の創設や、残業代の割増率引き上げなどを盛り込んだ。ただし、報告書には、労働側からの意見として「同制度の導入は認めない」と記されている。経営者側はおおむね歓迎している。