「生徒と保護者には一生に一度の門出の場」
しかし、原田敏章裁判長は「行為は入学式の円滑な進行を妨げた」などと述べ、都教委の処分を適法とした一審判決を支持し、原告側の控訴は結局、棄却された。
ネット上では、この判決を「妥当」とする意見が圧倒的多数だ。
ネット上のブログでは、
「この人にとっては年に何回かある思想の表現の場でも、生徒と保護者には一生に一度の門出の場」「こういう『力の入れ所』を間違っている大人が多いことに大人として呆れます。要するに、『教育の門を晴れてくぐってくる入学者を祝福する』意図よりも、自己の主義主張を押し出したかったのでしょうね」
と、入学式という式典を「思想表現の場」としたことへの批判が多い。
こうした意見は、ネット上の掲示板2ちゃんねるでも多く見られる。
「なんでこういう教師は教え子の式典ぶち壊したがるのかね」「教師が学校の行事で政治活動だろ?懲戒解雇でいいじゃん。普通、会社で政治活動したら解雇だよ?」「入学式に自己主張とはどっかの成人式みたいだな」