日本でも米国の動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)を利用する人が多くなってきたが、一人の日本人が投稿した動画が話題を呼んでいる。それは、「I want a Wii!!~Wiiが欲しくて気が狂った男」と題された動画で、2006年12月22日現在で閲覧数は13万6,000を超えた。動画のコメント欄には、海外のものと思われる英語のコメントまで殺到した。
「本体で~す」と取り出しのは木綿豆腐!
世界中で大ウケの「Wii欲しい」お笑い動画
「え~今日は任天堂Wiiを買っちゃったので、自慢したいと思いま~す」
男性は嬉しそうにゴソゴソとやる。「これが本体で~す」と取り出されたのはなんと木綿豆腐。「こうやって立てて使いま~す」と、男性は手のひらの上に水切りされた豆腐を立ててみせる。では、コントローラーは?
「コントローラーは、このフニャフニャのやつを右に持ちます」
「左はこっちです、このパサパサのやつで~す」
男性が右手に持ったものは「魚肉ソーセージ」。左手に持ったのは棒状の「スナック菓子」だ。そしてテレビ画面には「VS亀田3兄弟」と書いた画用紙が貼ってあり、男性は「では実際に遊んでみましょう。ボクシングのゲームです」と実際に遊んでみせる。そして最後には、虚しさを感じたのか「うううぅ~、Wii欲しいよ~」と泣き崩れて見せるという筋書きだ。
「ココロ社」というハンドルネームの男性が自主制作したものだが、このバカバカしさが世界中でウケ、現在YouTubeでの閲覧数は13万6,300を超え、同ページにはコメントが殺到している。
英語で書かれたコメントも70を超えた
「ははは、私もWiiが欲しい」
「誰か彼にWiiをあげて」
「かわいそう、私はWiiを持ってるから、すぐにでもあげたい」
英語で書かれたコメントも70を超えた。
この男性には外国人からのメールも寄せられたようで、
「それで、メールが来てると思って開けたら、『ジャパニーズガイ、Wiiを売ってやる!』というアンサークリップが…」
「ありがたい話ですが、無料でいただければ幸甚です…『幸甚』って外人にわかるのか?kou-jin.英語で言ったらI would be so happyとかかなぁ…」
とブログには書かれている。その「アンサークリップ」では、外国人が実際にWiiをつかって遊び方を(今度は本当に)「実演」して見せている。
任天堂はWiiの販売見通しについて、日米で06年中に400万台、07年3月までに600万台を販売する、としており、「Wiiブーム」は日本に限らず、世界中で広がっている。