「KO狙いの信念まで捨てちまって」
ネット上でも亀田の「圧勝」の評判は芳しくない。ブログでは「つまらない」といった否定的見方が少なくなく、
「亀田ファンにはもうしわけないが、昨日の試合のような亀田は魅力がない。『どんなもんじゃい。』と言ったが、KOで倒せたときに言って欲しい」
「君(亀田)と似たようなスタイルで辰吉って選手がいたけど‥彼のほうが常に玉砕覚悟で観ていて楽しかったな‥判定で満足してアピールするくらいの選手なら、普段からもっといい子にできるようにした方がいいかもね」
「亀田の売り込みは 『KO必至』『けんか祭』だろ?こんな ファイトなら みない方がいい」
などと述べる人が多く見受けられる。ネット上の掲示板2ちゃんねるではさらに次のようなカキコミが並ぶ。
「判定勝ちか?つまらんなぁ もう、亀に限らずボクシングは見ないよ」 「あの試合じゃ、客は呼べない。普通につまらなかった」 「試合も無事に終わったが…亀田も終わった」 「良くも悪くも、昨日の試合で亀田のカリスマみたいなもんが消えたな明らかに判定狙いで確実に勝ちにいって、KO狙いの信念まで捨てちまってダサー もう次に試合はみねーよ」
パチンコメーカー京楽産業がスポンサーから降板することや、来期の契約を更新しないスポンサーがほかにもあることなどが報じられており、亀田の「商品価値」が現段階で下落しているのは明らかだ。また、この試合のテレビ視聴率は、各紙報道によると関東地区で30.1%(ビデオリサーチ調べ)。いまだ高い視聴率だったものの、前回8月のタイトルマッチ42・4%(関東地区)よりも大きく落としている。空席も目立った。