問い合わせが多いのでサイトを改変
同社によると、「小笠原観光へのクリック数は1日約300ほどでした。それが硫黄島だけで900件ですからね。ツアーは毎年夏なので、電話やメールの問い合わせがこの時期にあることはほとんどありませんでした。あんまり問い合わせが多いので先週(12月12日)からサイトを休止し、小笠原(父島・母島)観光と分けてしまいました」と、とまどいを隠せない。
03年から始まったこのツアーは、そもそもはバードウオッチングを楽しむ人が集まっていたが、それが映画やテレビドラマの舞台になったことで突然、脚光を浴びることになった。
小笠原観光協会の話では「周遊ツアーの参加者も、硫黄島(中硫黄島)を廻るときには黙祷を捧げています」という。
いまも昔も日米の軍事拠点である硫黄島。戦死者2万人の遺骨収集が進まず「島全体が墓地」であることを、12月20日付の夕刊フジが続報として伝えている。