「兄弟分」日テレが 巨人戦と決別する日

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成績次第では、40試合からさらに削減?

   久保社長も06年9月の定例記者会見で、巨人戦の「商品価値」について「私からお答えするまでもなく結果が出ている」と、なかば暴落を認めており、06年11月には読売新聞と巨人戦の中継をめぐって詰めの交渉を行っていることを明かした。中村社長はそのとき、「野球をやめるという選択肢は全く考えていない」としていたが、日テレは06年シーズンに史上最低記録を更新し続けたことを受け、優勝争いから脱落した終盤の巨人戦の中継を大幅に削減。予定の63試合のうち、57試合の中継となった。これからも、巨人軍の成績次第では、40試合からさらに削減される可能性もなくはない。

   フジテレビも06年8月から巨人戦の中継の中止に踏み切っており、06年シーズンは視聴率が取れない巨人戦が「お荷物」だったのは明らか。日テレもこれ以上の減収が続けば、巨人戦との決別も視野に入れざるを得なくなる。

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