「和歌山談合事件」が関連しているという説
もう一つが、「和歌山談合」関連説。11月22日に新聞各紙が報じたところによると、鶴保議員の選挙区である和歌山県が発注した工事の談合事件をめぐって、会長が逮捕された地元ゼネコン「丸山組」から、自宅マンションを割安で借り受けていたことが明らかになったのだ。相場が月5万から7万のところを、月3万で約10年間にわたって借り受けていた。借り受けていたのは4階の1室の2LDKで、同じマンションの2階には同組社長の田渕利幸容疑者(競売入札妨害容疑で逮捕)が住んでおり、家賃は振り込みなどではなく、手渡しで支払っているという。この時、鶴保議員は報道各社に対して「便宜を図ったことはない」なとど釈明している。
だが、12月6日付けの「日刊ゲンダイ」は、こう断じてみせるのだ。
「もともと夫婦関係は冷えているし、野田が談合事件を『別れるいい機会』と思ったのは想像に難くない」
ダンマリの原因は意外に深いところにあるのかもしれない。