父親は、実は元神奈川県警本部長だった?
しかも、教諭の父親は、実は元神奈川県警本部長だったのでは、という話が出てきた。
この人物は元神奈川県警本部長で、2000年5月に、同県警の警部補が覚せい剤を使用していたことをもみ消した不祥事で、横浜地裁で「犯人隠匿」の罪で懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を下されている。この元県警本部長が何らかのかたちで関わって遺体写真が流出したのではないか――そういった推測がなされているのだ。
06年12月5日付のスポーツ報知は、
「写真の中には警察関係者しか入手できないような写真もあったとされる。一部の学校関係者の間では『教諭の父親は元警察関係者の大物だった』という話も出ている」
と報じており、同日付日刊ゲンダイに至っては、「教師の父親は元神奈川県警本部長だった」と断定した上で、
「その中には、警察関係者でなければ入手できない写真も含まれており、父親の存在が明るみに出た(中略)写真の”出所”を巡り、大きな問題になりそうだ」
と、父親の関与の可能性を指摘している。
「父親」と流出の関係についてはいまのところはっきりしていないが、事件は意外な方向に動きつつある。