「自分の性癖をウェブで表現したもの」
この教諭は、このコーナーに限らず、「裸」「失禁」といった言葉に対しては太字にしたり色を変えてみたりして強調しており、異様な関心を示している。
「津波犠牲児童のページへ」と呼ばれるコーナーには、スマトラ沖地震で犠牲になった子ども達の遺体写真などが掲載されているが、普段マスコミやウェブでも公開されていない画像だ。東京スポーツでは、過去にこのサイトを閲覧したことのある人の声として、こんなエピソードを紹介している。
「何でそんな写真を入手できたのか疑問だったのですが、『現地に行って自分で撮影してきた』ってことでした」
このように、この教諭が、遺体撮影のために海外渡航していたことまで明らかになっている。
なお、「クラブきっず」は、オカルト系の掲示板でも「不気味なサイト」としてたびたび紹介されており、「いつか捕まる」との声も挙がっていた。
この教諭、「報道特集」のインタビューに対して
「そういう(自分の性癖をウェブで表現した)形とも言える」「楽しい楽しくないというよりも高揚感というかトランス感と言うか…」
と、自分の性癖をウェブで表現していることを認めた上で、
「教職に就くときに、自分の性癖を満たすというところがあった?」
という問いに対しては、
「ゆっくり考えてみないとはっきりとは…」
と、口を濁すばかりだった。
この教諭、実は02年に大手コンピューターメーカーが主催する「単元プランコンテスト」で「優秀賞」を受賞している。この授業プランは、村にある店をデジカメなどで取材し、パワーポイントでまとめて発表する、というもの。当時この教諭は、ホームページと行事での撮影を担当し、ネット社会でのモラルについても教育する役割だったという。
この教諭、自分のスキルを、とんでもない方向に悪用していたようだ。