冗談にせよ、書き込みをしたことが「非常識」
「講師『飲酒運転し出勤』 ブログに書き込み 『冗談』と釈明 県立校が厳重注意」
この講師は西日本新聞の取材に対し、このように飲酒の事実を否定している。
「運転の際は酔っていなかった。たくさんの友だちがブログを見ているので、笑ってもらおうと大げさに書いた。軽率な行為で反省している」
福岡県教育委員会はこの記事の中で「非常識な行為。この講師の教育者としての指導を徹底していきたい」とコメントしているが、同委員会教職員課ではJ-CASTニュースの確認取材に対し、
「ふざけた内容の書き込みをしたことが『非常識』ということです」
と、「飲酒はなかった」という講師の主張を受け入れている。処分の経緯については、
「常勤職員ではないので、懲戒処分などはできないんです。そこで、学校長の口頭による厳重注意となりました」
としている。 この講師が勤務する高校にも話を聞いてみた。電話に応対した男性は、「ああ、あの『冗談で書いた』件ですね」と前置きした上で、
「まだ県の教育委員会との調整が必要ですが、『厳重注意』ということで、一応の処分は終わりです」
と、これまで通りの勤務が続くことを明らかにした。
軽い気持ちで「冗談」を書き込むのは、いまや大変危険だ。