領収書なし「手当」外交官なら許せるか

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30代の外交官、手当だけで月に60万円近い

   ヨーロッパに赴任中の30代の外交官は、これらの手当だけで、ひと月に60万円近いので、月収は軽くその2倍になると明かした上で、こう話す。

「人脈づくり手当は、これまでは使途が問われなかったので、個人のポケットにまわっていた例もあると思います。そのせいだけではないのでしょうが、帰国したとたん、家を新築しているケースも周囲では見られます。真面目に仕事をしている外交官にとっては確かに厳しい変更かもしれませんが、現行では、警備や会計など、交際費が必要のない職員にも払われています。これは。明らかに無駄遣い以外のなにものでもないでしょう」

   「人脈づくり」が目的だとすれば、「実費支給」でだめな理由はないように思われる。

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