車両の修理費用がほとんど無い状態
銚電はJ-CASTニュースの取材に答え、経営状態の厳しさをこう語った。
「車検切れに伴う鉄道車両の修理をしなければならないのですが、その費用がほとんど無い状態です。情けない話ですが、社員の給与の支払いにも支障が出てきそうで、それで緊急広告をしたわけです。なんとか『ぬれ煎餅』を買っていただいて支援してほしいんです」
銚電は1923年に銚子~外川6.4㎞で営業を開始。運転回数は1日72本(36往復)で、1日約1,800人が利用する。所有する車両は6両だが、動くのは5両。「車検に伴う修理代は1両200万円ですが、古い車両のため、それ以上の費用になると思う」と話す。
廃線にしようという話は何度も出たが、「運行の継続は諦めない」と踏ん張ってきた。銚電のホームページにはこんなことも書かれている。
「まだまだがんばりますので引き続きお買上お願いいたします」
「電車が大好きな従業員一同」