使用する時以外はコンセントを抜くしかない
そうなるとリモコン付きの電気ストーブは、使用する以外は電源からコンセントを抜くしか方法がない。経済産業省も06年11月15日、火災に至る危険性もあることから、関係団体、輸入事業者等に対して、製品の製造・輸入・販売を自粛するよう要請を行い、使用者に注意を呼びかけた。経済産業省はJ-CASTニュースの取材に、
「07年の2~3月までには電気用品安全法の改正の手続きをしたい。電気ストーブの一定の技術基準に達していなければ販売ができないようにする」
と答えた。ただし、まだ事故が報告されていないことや、使う側が注意すれば事故には至りにくいということを理由に、販売店やメーカーにリコールの指示は出さないという。では、「法律はいつ頃改正されるのか」と聞くと、
「施行されるのが、いつになるか、まだわからない」
ということなので、今後しばらくは、外国製のリモコン付きストーブを買う場合は仕様などをしっかりと確かめて買ったほうがよさそうだ。