「疑惑の判定」に続いて、「またTBSかよ」
各紙とも、MVP選出が単なる「日本びいき」であっただけではないかという疑念が拭えないといった様子だ。
ネット上のブログでも竹下選手のMVP受賞には疑問の声が上がっている。
「大会のMVPに日本の小さなセッター竹下選手が選ばれた、喜ばしいことだが6位の日本から何故?という感じ」
「優勝国を出しぬき6位の日本からMVPを選出ですか…そうですか…はっきし言ってどこまでこの権威ある大会をバカにすりゃぁ気が済むんだろう 呆れてものも言えないよ…」
ネット上の掲示板2ちゃんねるではさらに厳しい批判のカキコミで溢れている。
「6位の国からMVPはねぇーよ」「ボクシングの次は、バレーか」「八百亀のTBSらしいといってしまえばそれまでだがヒド杉w」「まあTBSだし、これぐらいは当たり前。亀田のことといいフェアな立場でスポーツ中継できないとこなんだろ?」「マスゴミが日本のスポーツを腐らせる」「恥ずかしい国、ニッポン」「日本は馬鹿ですよ~をアピールしただけ」
MVP選出を疑う以上に、「世界バレー」の試合を放映しているTBSへの風当たりがかなり強い。なかでも目立つのは、TBSが06年8月2日に亀田興毅選手の「疑惑の判定」の試合を中継したことを挙げ、「またTBSかよ」といった指摘である。批判するスレッドの本数は、06年11月17日夕方時点で6に迫る勢いだ。
前掲の産経新聞は次のような「総括」をしている。
「最初から最後まで、日本が恥をかかされた大会に思えて仕方ない」