埼玉「彩の国」意識して、漢字を避けた?
千葉県総合企画部によると、06年11月13日午後時点で一日7~8件の電話、メールでは100件単位で新しいロゴについての問い合わせがあり、そのほとんどがロゴに対して批判的な意見だという。総合企画部広報担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、
「デザインをやっている人たちには好意的な評価をいただいていますが、(これだけ反響を呼ぶのは)意外だった。意図していたところを踏まえると、広報効果としてはあまり…」
と、複雑な心境のようだ。
もっとも、批判的な意見が集中するのはロゴが「ひらがな」であるところ。担当者によれば、ロゴをひらがなに決めたのは千葉県側だったという。それでは、なぜひらがなを採用したのか。
堂本暁子知事は新ロゴを発表した記者会見で次のように語っている。
「まあ、例えば埼玉県は『彩の国』というようなかたちで売ってますけれど、そういった形で何かあだ名をつけたり、漢字を使ったり、色を使ったり、というのではなくて、そういった多様な千葉の持っているパワーをむしろこうしたデザインに凝縮しようということで、仲條さん、たびたび修正に修正を加えて、これをつくってくださいました」
つまり、千葉県が埼玉県の「彩の国」を意識して漢字を避けたら、今度は「さいたま(市)」と同じひらがなということで、これまた県民から大ブーイングというわけらしい。
「個人的には、埼玉、千葉というのは首都圏なのに田舎というイメージですから、(千葉の人が埼玉を意識しているのは)昔から言われています。『何でこれと同じなんだ』と悪さで比較するときは必ず『埼玉』。今回の批判もそういったことを受けてのことかもしれませんねぇ」
千葉県庁の関係者はこういって、苦笑する。