総務省が2006年10月31日に発表した2005年国勢調査結果で、富山県の持ち家比率が79.1%で、1960年調査以来10回連続でトップの座を守った。第2位は秋田県の78.0%、3位は福井県の75.8%だった。低い方からは、1位が東京都(47.4%)、2位は沖縄県(51.8%)、3位は大阪府(54.3%)だった。全国平均は前回00年の調査より3.2ポイント上昇し、64.3%となった。背景には都市部のマンション建設が活発化し、比較的リーズナブルな価格帯での販売が増えたことや、銀行などが住宅ローンに傾注し、20歳台後半~30歳台の若年層でも購入できるようになったことがある。