「ネット上の声を県政に吸い上げる狙いだった」
スレッドのタイトルと関連した書き込みの内容は全くと言っていいほどなく、スレッド自体もあまり続いていない。J-CASTニュースのコメント欄にも、名前の欄に「佐賀県」と書き込まれる例が複数確認されている。書き込みの数については、インプレスの「やじうまWatch」では、10月20日現在で「現在1万以上のスレッドに『佐賀』の文字が」と報じている。
佐賀県庁の危機管理・広報課は、J-CASTニュースの取材に対して
「今回の件については苦慮しています。決してネットを『監視』ということではなくて、ネット上での声を県政に吸い上げたい、という狙いだったのですが…。電話やメールで直接意見を寄せる、というのはハードルが高いので、ネット上の声を見て、良い(と指摘されている)点は県政に反映させ、悪い点は反省したい、ということです。『監視』が狙いではない、という点はご理解いただきたいです」
と、困惑した様子で答えた。通常は1,000件だという「書き込み情報」の数が記事掲載後はどれくらい増えたか、という問いには「まだわからない」としている。
日本有数の「地味な県」として知られる佐賀県だが、思わぬところで派手な「祭り」に巻き込まれてしまった。