パケ代19万の長野県監査委員、突然辞職

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   公用携帯電話で使用したパケット通信料金が高額だとして追及を受けていた長野県の丸山勝司代表監査委員が2006年10月19日朝、突然辞職願を提出、18日付で辞職した。

   丸山氏は10月17日に開かれた県議会の総務委員会で、パケット代が年19万を超え、「他の幹部と比べても突出している」指摘されたことに対して、「監査委員としてあらゆる情報を取る必要がある」と説明、株式関係や新聞社のサイト、2ちゃんねるなどを閲覧していたことを明らかにしていた。辞職の理由については「落ち着いたら話す」とだけ話し、経緯についての説明は行われないままだ。

   丸山氏は具体的な接続先について「個人情報の取り扱いには慎重でありたい」と開示に消極的な姿勢を示したため、総務委員会は19日、監査請求決議を本会議に提出し可決された。辞職の理由には、現職の監査委員が監査を受ける異常事態を避けようとするねらいもありそうだ。

   丸山氏には11月15日に退職金約1,228万円が支払われる予定だが、辞職を受けて総務委は対応を協議。「全容が不明確なまま支払われることは、県民の納得が得られない」との声が上がり、監査報告を求める期限を、退職金支給日前の11月10日に繰り上げるよう修正し、本会議でも可決された。

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