「事実無根で理解に苦しむ」
これについて、アパグループ社長室の担当者はJ-CASTニュースの取材に対して、
「(藤田被告が)何でこんなことを言うのか、事実無根で理解に苦しむし、困惑している。弁護士と相談して今後の対応について検討する」
と述べた。イーホームズが関わったアパの物件は非常に少なく、同社は他の物件についても偽装が行われた可能性を否定している。また、同担当者によれば、偽装した事実を藤田被告に打ち明けたとされるA事務所代表に同社が事実確認したところ、「(そんなことは)言っていない」と否定されたという。さらに、藤田被告が直々に設計事務所の者と面会したと述べていることについても、「藤田社長が事務所の人間に直々に面会することはない」としてその可能性は低い、としている。そしてさらに、次のように述べる。
「(藤田社長と)私どもは一切面識はないです。そうしたことをする必要もありませんでしたから。まるで自分が(アパと)やりとりしたかのように言うのはよく分からない。びっくりしただけでなく、迷惑なことです」
さらに同社は同日夜、元谷外志雄代表の名前でコメントを発表し、
「(藤田被告の主張は)全く事実無根であり、弊社の社会的信用を著しく失墜させるものであり、同氏を名誉毀損で告訴することを検討しています」
と、法的措置の可能性について言及した。