柔道部顧問らが書類送検される
「スーパーモーニング」の特集のインタビューで、校長は以上の指摘を全て否定か、解釈の違いだ、との発言を繰り返していた。しかし、05年9月20日に、当時柔道部顧問だった男性教諭と副顧問だった男性講師が「練習の監督を怠った」などとして業務上過失傷害の疑いで福島地検郡山支部に書類送検されている。読売新聞は同21日、「男性講師は文化祭の準備の仕事もあり、練習の始まる前と途中の約15分間立ち会ったが、事故が起きた時には監督していなかった。男性教諭は休みだった。同署は2人が安全注意義務を怠ったことが事故につながったと判断したが、調べに対し2人は『なぜ事故が起きたのかわからない。自分に責任はない』と容疑を否認しているという」と書いている。
この事件を知り、ネット上では少女を応援しようというスレッドも現れた。「須賀川市立第一中学校柔道部のリンチ事件で意識不明になってしまった少女を応援するサイト」では、千羽鶴やカードを贈る活動をしている。『女の子がびっくりして目を覚ますくらい鶴折るよ!』とメッセージが書かれている。NTTレゾナントはJ-CASTニュースの取材に、
「2ちゃんねるを中心とした支援活動がきっかけとなって、様々な報道で採り上げられたことがランキングの急上昇に繋がった。中学校がランキングのトップになるのは珍しいが、社会的な事件に関連していたので興味を持たれたのだろう」
と話した。
J-CASTニュースは、須賀川市立第一中学校に電話取材をした。電話に出た男性は、「学校のホームページへのアクセスや問い合わせが増えたのは9月に入ってから。いろいろ誤報が流れたせいだ」と話した。どこが誤報なのか聞こうとしたら、「もういいでしょ」と、一方的に電話を切られた。