三洋電機の社員のパソコン(PC)から個人情報が流出し、ネット上が騒然としている。流出したのは、同じ部署の同僚の名簿のほか、社員の恋人と思われる女性のわいせつ画像を含む写真の数々。ネット上では、わいせつ画像のほかに、この社員と女性の個人情報までもが晒され、まさに「丸裸」にされている。
この会社員は2006年10月5日までにファイル交換ソフト「Share(シェア)」を使用した模様で、PCがウィルス感染し、ファイル交換ソフトを通じて、この会社員のPC内の情報が流出。社員名簿のほかに、携帯電話やデジタルカメラをつかって撮影した、集合写真やこの会社員の恋人と思われる女性のわいせつな写真などがネット上にばら撒かれてしまった。
流出メールから、会社員と女性の本名が特定
流出メールでmixiの登録情報まで晒され、2人はすでに脱会した
06年10月5日に、女性のわいせつ画像を含めた個人情報がネット上でアップされた。さらに流出したメールから、この会社員と女性の本名が特定され、この2人がSNSのmixiに本名で登録していたことから、2人のページと日記が割り出され、ネット上でmixiでの登録情報が公のものになる。女性については、出身校までもが明らかになり、その上、その出身校のコミュニティにこの騒動を書き込んだ者もいたようだ。つまり、わいせつ画像も含めて、同窓生の”さらし者”にされてしまったというわけだ。
現在、2人のほか、同様にmixiのIDが晒された彼らのマイミク(mixiでの友人)の多くがこのSNSを脱会している。もちろん2人のmixi内での情報は今では閲覧できない状態だ。
「かなりカワイイだけに可哀想でいたたまれない」「おまいらもうやめてやれ。さすがにかわいそうになってきた」「晒すなら男の方を心行くまでさらせ」「こんな写真とんなよ」「本当にあほだな」
ネット上では、自身のわいせつな画像を晒されてしまった女性への同情の声が上がる。