mixiから排除された人たちの受け皿を狙う
で、排除された人たちの受け皿を狙って06年5月に立ち上げたのが「sexii」だという。同社では、「mixiが百貨店ならは専門店」「mixiが表の顔ならsexiiは裏の顔」と位置づけている。裏の顔は、隠している願望・欲求。その妄想や欲求を素直に表現できる場として使ってもらいたいというのだ。
しかし、ワイセツな表現や写真は排除できるのか、売春、援助交際をする出会い系として使われる心配は無いのか。
「法律に抵触しない範囲での運営です。『出会い系ではない』『無修正画像の投稿・リンクは禁止』をはっきり示していますし、違法なものが無いか毎日チェックをしている」と話す。会員は現在11,000人。広告もアダルト系のものが多いが、引きは強くなっているという。ただ、女性の会員は1~2割しかいない。
「女性が会員になるのは多少勇気がいるかもしれませんが、女性ユーザーには、できるだけ安心して当サイトを楽しんでもらえるように最大限の配慮をしています」
年内に全体の会員数を3万人にする事が目標だ。今後の最大のライバルは「もちろんmixi」というわけだ。
ほかのSNSを覗いてみると、やはり怪しい感じだ。例えば、情報交換のコミュニティーはこんな具合だった。「幸せなsexがしたい」「縛られて焦らされたい」等々。女性の参加者は少ないようで、女性からと思われるカキコミがあると「おおっ!?まさか本当に女性の方が登録してくるとは、、、、」と驚いたりしている。