「お前らどこまで俺らのこと知ってんねん」
自衛官の間で購読されている「自衛隊新聞」の10月1日号に掲載されたコラムでは、早稲田実業の斎藤祐樹投手が早大進学にあたって「人間的にも、もっともっと成長したい。世界は広いです」と謙虚な発言をしたことに対して、亀田選手には「祐ちゃんのツメのアカでも飲ませてやりたい」と亀田選手の「ビッグマウス」ぶりを非難した。
一方の亀田選手は、相変わらず「ビッグマウス」を貫く構えのようだ。自身の公式ウェブサイトでは、試合延期を発表した2日には
「試合を楽しみにしてた人にはほんまに申し訳ないと思ってる。自分が情けない。ほんまにごめん」
と、若干低姿勢ぶりを見せたものの、翌3日には
「今マスコミの前に出ていいこと喋ったりしても、その人の解釈のしかたで変な方向にいったりする。テレビでも編集のやりかたで俺らがわる者みたいな感じにされてまう。(略)あることないこと俺らの話題で胡散臭いオッサンらが、何でも知ってるかのように喋ってるやん。お前らどこまで俺らのこと知ってんねん!って思うわ!(笑)」
と、マスコミ、特にワイドショーに登場する評論家たちへの不信感をむきだしにしてみせた。
年末の防衛戦まで、今のところ「亀田バッシング」が沈静化に向かう要素は見つからないままだ。