集められたお金の使い方も情報公開へ
9月27日には秋田市の中学生、雲雀秀幸君(15)を支援する「ひでゆき君を救う会」が、手術が成功して秀幸君が学校にも通えるようになったのを受け、会の活動を縮小し、約5,600万円の募金残高を今後約3年間凍結する、と発表した。状態が安定した後は、日本移植支援協会に管理を委託、移植を待つ患者に役立ててもらう考えだ。
9月29日には府中市の中崎勲さん(24)を支援する「中崎勲君を救う会」が、中崎さんが回復して社会人になったとして解散した。基金の残高735万円は国際移植組織「トリオジャパン」に寄付、移植を必要とする人の支援に充てられる。
こうした動きに対して、ネット上では
「当たり前のことなんだろうけど偉い」
「明朗会計は大切だな」
といった声もあるが、まだまだ
「当然だが、人命を助けることは良い事だ。この活動で救われる命があることも確かなのだろう。ただ、気になるのは集められたお金の使い方・・・・・・ 全員がボランティア・スタッフというわけではないですよね」
といった懐疑的な見方が大勢だ。
今後は、「救う会」がどこまでガラス張りの情報公開が出来るかどうかに注目が集まる。