父がキレて、プロレス並みの技を披露
出色なのは、史郎さんが「参戦」するまでの描写だ。
「するとこの様子を見ていた亀田史郎氏写真のような凄まじい表情で、にらみつけるや、まるで、ミルマスカラス(古っ!!)のように、リングから、観客席に『ダイブ』。あとはもみあい、つかみあいで、もうめちゃくちゃ」
このように、史郎さんが「キレ」た様子を生々しく伝えている。なお、「ミル・マスカラス」とは、跳び技が得意だった、往年のメキシコの覆面レスラーのことだ。
そんな中、試合が行われた日には、亀田兄弟の試合を中継しているTBSの社長会見が開かれ、大晦日に亀田選手の試合が中継されるという噂について「憶測が勝手に広がった。元々、そういう計画はありません」と、完全否定してみせた。同席した局幹部に「(計画は)ないよな?」と確認してみせる念の入れようだ。