「イタズラとしか言いようがないですね」
校友会誌は3年前のものだ。会誌だからそれなりに広く配られているはずだから、なぜ今頃出てきたの?という疑問もある。あるブログには「3年前ちゃんとスレ立った。当時は会誌全体がうp(編注: アップロード、の意)されずコラ扱いされた」と書かれている。今回は会報と文章の写真が「公開」されているため、信じる人が多くなったようだ。
これは本物なのか、J-CASTニュースでは日本工学院の校友会事務局に聞いてみた。会誌が14号であること、書かれている内容、書いた人の名前を告げて調べてもらった結果は、「個人情報保護の観点から卒業生についての話はできませんが、そのような文章は掲載されていたようです」だった。
しかし、アップフロントエージェンシーはJ-CASTニュースに対し、
「カキコミは知りません。そのような名前の方は過去にさかのぼってグループ全体でも存在しません。イタズラとしか言いようがないですね」
と語る。
真相は藪の中だが、イタズラとすれば、悪質な行為だ。もっとも、06年9月30日から松浦亜弥主演の『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』が公開される。いずれにせよ、思わぬPRになったのは確かだ。