「女性専用」批判、日本だけではない
東京急行電鉄にJ-CASTニュースが聞いたところ、最初は8号車に女性専用車を設定していたが、菊名駅で階段の近くにある8号車に男性が誤って乗ってしまうことが多かったために5号車に変更したのだという。つまり、東横線では男性客の要望に応えて5号車に女性専用車両を設定したわけだ。
ネット上に上記のような批判があることを伝えると同社広報は、
「どこの車両にしてもご意見はあるかなと思います」
と答えた。
しかし、女性専用車両に対する批判が過熱するブログなどでは、「男女平等なら男性専用車両を作るべきだ」といった意見も少なくない。
もっとも、こうした傾向は日本だけではないようで、台湾の鉄道会社が06年6月から通勤電車に女性専用車両を導入したところ、男性側から「同じ運賃を払う男性の権利侵害」としてネットで廃止を呼びかける運動が起きた。この仕組み、早くも存続の危機を迎えているそうだ。