名古屋商科大大学院客員教授の植草一秀容疑者(45)が2006年9月13日、痴漢の現行犯で逮捕されたが、「盗撮」に続いて2度目の逮捕に、掲示板では、一度に大量のスレッドが立つ「祭り」状態になっている。さらに、植草容疑者を支援するブログにも3時間で500を超える書き込みが殺到し、「炎上状態」に近い。内容は、植草容疑者を非難するものがほとんどだ。
同日22時ごろ、京浜急行の品川駅から京急蒲田駅に向かう電車内で、女子高生のスカートの中に手を入れるなどして尻を触った疑い。東京都迷惑防止条例違反で、犯行時は、酒に酔っていたという。
「酒気帯び痴漢とはまた時流に乗ってますね」
「ミラーマン」またの逮捕で応援ブログ炎上
容疑者は04年4月にも、JR品川駅で女子高生のスカートの中を手鏡で覗こうとして逮捕されており、罰金50万円と手鏡没収の有罪判決が確定している。この件で、ネット上では「ミラーマン」という、植草教授に対する呼び名が定着した。
植草容疑者を支援するブログではこんなコメントが寄せられている。
「酒気帯び痴漢とはまた時流に乗ってますね」
「社会的立場のある人のこういう犯罪は悲しいね」
植草容疑者が名古屋商科大大学院客員教授に就任するときには、ブログでは
「この手の犯罪は常習性があるので近い内にまた繰り返されると容易に予想されるのに、ぜんぜんわかっていないようだね。ちょっと甘いかも。」
といった見方がかなりされていた。
社長を務めるコンサルティング会社のウェブサイト、早速閉鎖
多くのブログも植草容疑者の逮捕について取り上げ、繰り返される犯行を嘆く声も相次いでいる。
「困った元教授でした…。以前の冤罪疑惑を自らの手で破壊してしまうとは。救い様がないウエクサさんでした」
「やはり犯行は繰り返されるかようだ。田代まさしのときみたい…」
なお、同容疑者が社長を務めるコンサルティング会社「スリーネーションズリサーチ」のウェブサイトは、早速閉鎖されているほか、客員教授を務める名古屋商科大ではマスコミ各社に対して「事実関係を確認してから対応を検討したい」とコメントしている。