マツダロードスター 意外な購入層

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電動折り畳み式屋根を開発

   巨大な消費者集団である団塊世代の会社員たちは、定年を迎えた後は時間的余裕が増える。体力には自信が有り、歳を取って運転できなくなるのは、まだ10年以上先のこと。車も2台は乗り換えられる可能性がある。販売店では、まずは定年後のアクティブな生活を支える車を購入するはずと考えている。
   そこでマツダは団塊世代のロードスター購入に期待する。購入のネックであった屋根 は、欧州市場から車上荒らし対策の要請もあって、電動折り畳み式の「パワーリトラクタブルハードトップ」を開発した。折り畳んだ状態はトランクスペースが犠牲にならず、荷物もしっかり詰めて夫婦の旅行にも使える。男性だけでなく女性の支持も得られるオープン2シーターになったという。マツダの関係者は日本でロードスターの販売を増やすチャンスが訪れたとみている。

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