鳥越編集長釈明に 名物記者が「かみつく」

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反論したのはネット社会の「IT戦士」

   記事では、該当部分のテープ起こしをした内容をそのまま掲載、「『一部の』とは言っていない」とした上で、広報担当者にも掲載後に確認してもらったが特に修正依頼はなかった、としている。

   この記事を執筆したのは、IT関連の記事を書き始めて3年と2ヶ月になる岡田有花記者。ウィキペディアにも項目が作られ、「IT戦士」として紹介されるなど、ネット社会では「名物記者」とも言える存在だ。

   岡田さんはJ-CASTニュースの取材に対して、「これ以上炎上させたくない」と話した上で、メールで以下のコメントを寄せ、「意見表明、というよりは、事実の説明」と強調した。

「シンポジウムで鳥越編集長が『ITmediaが2ちゃんねるユーザーを煽るために、意図的に情報を操作した』という風にも取られかねない発言をされたことをOhMyNewsの報道などで知りました。今回のインタビュー記事を掲載した結果、ブログへのコメントなどの形で予想以上の反応がOhMyNewsに殺到したこともあり、ITmediaには何らそういった意図はなかった、と説明しておく必要があると感じたため、この欄を使って説明しました。意見表明、というよりは、事実の説明だととらえています」

   記事への反応については、

「『はてなブックマーク』などを見ると、私の立場を支持する意見、いさめる意見などさまざまなあり、今後の糧にしたいと思っています」
としている。

   そんな「騒動」を経ても、オーマイニュースが、ブロガーや2ちゃんねらーなどの「ネット社会」と、どのような関係を築こうとしているのかは、あまりはっきり見えてこない。

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