「損害賠償請求は、すべて法律・司法の場で解決する」
「営業利益が出れば、健康状態としては悪くない」ので、キャッシュフローがいい状態の内に営業黒字を達成すれば、会社としては持ちこたえられる、という「読み」だ。
「単月黒字」は、現在抱えている損害賠償訴訟とも関係してくる。黒字になれば、損害賠償に対する支払いをしても、少なくとも企業として存続していく見通しは立つためだ。
現在、法人・個人を含めて、約2,000人から、500億円近い請求が来ている。これとは別に、フジテレビからの請求が350億円弱。この扱いについて平松社長は「両方の株主のためにも、説明責任を果たすことが大事。法律・司法の場で解決する予定だ。裁判所による和解勧告がないかぎり、こちらから和解を申し出るようなことはない」との考えを明らかにした。
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