紀子妃の出産を間近に控え、生まれてくるのが男の子、と断定する週刊誌の報道が賑やかになってきた。2006年8月31日発売の「週刊文春」(9月7日号)では、秋篠宮本人が親しい友人に「男の子でしょうか」と聞かれ、「ええ、そのようです」と答えた経緯などが掲載されている。
週刊文春は9月7日号で「自民党幹部や医療関係者、報道陣などの間でも、"男児説"はいまや決まりきったことのように話されています」という皇室ジャーナリストのコメントを載せ、実は秋篠宮本人も「第三子は男の子」であることを明かしていると書いた。
早くも「祝 親王誕生カウント・ダウン」
それは今から3ヶ月前のことだという。秋篠宮が友人と二人きりのときに、「二人女の子が続きましたから、次は男の子でしょうか」と聞かれ、「ええ、そのようです」とはっきりと答えたというのだ。同誌はその友人に直接取材し、「性別診断ができてもおかしくない時期でしたし、そんな重要なことを適当に仰る方ではありません」と言ったという。
男の子か女の子かを巡る報道で早くから「独走」していたのが「週刊現代」だ。06年5月4日号こそ「なぜか囁かれ始めた紀子様『男児ご出産』説」という控えめな見出しだったが、6月17日号は「第3子は『男の子』これだけの吉報」と強気に変わり、8月5日号では「本誌吉兆スクープどおり」と自画自賛。9月2日号では「(祝)親王誕生カウント・ダウン」と既成事実かのような見出しを躍らせた。