個人情報流出「丸裸」でも 泣き寝入りしかないのか

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   2006年6月にKDDIから約400万人分の個人情報が漏洩した。中には、氏名、住所、電話番号、携帯番号、携帯メールアドレスまでさらされ、プライバシー「丸裸状態」といったひどいケースも含まれている。にもかかわらず、お詫びの手紙が届くだけ。被害者は泣き寝入りするしかないのか。

   06年6月にKDDIのインターネットサービス「DION」のユーザー情報約400万人分の流出が発覚した。

「電話番号を変えてと電話したら、手数料を払えだって」

大半の企業が「お詫びはするが補償はせず」だ
大半の企業が「お詫びはするが補償はせず」だ

   被害者たちはインターネット上のそれぞれのブログで、

「私の流出した個人データは・氏名・住所・連絡先電話番号・携帯電話番号・携帯メールアドレス。ねぇこれって全部じゃない?それでね、auに電話番号を変えて!って電話したのね。。。そうしたら、2100円の手数料は私もちだって!もう怒りで声もでませんでした(;O;)あんたの会社の社員が持ち出したデータなのに・・・。菓子折りもって誤りに来いやぁぁ」

   これほどすべての情報が公開されれば、だれだって不安になる。電話番号を変えたいと思うのは当然だ。しかも、余計な出費で「泣き寝入り」になるからだ。
   このほか、

「さすがに大量印刷の紙1枚で済まされてしまうほどの軽い問題でもないわけで。こういうケースでは、顧客が揃って契約を解除するのがいちばん有効な制裁となるのだろうなあ」

   といった具合で、怒りが収まらない被害者がたくさんいる。
   しかしKDDIはJ-CASTニュースに「(情報流出被害者に対する)個別の補償はしていない」と答え、電話番号の変更についても特別の便宜を図る考えがないことを明らかにした。
このように、企業側はちゃんとした対応をする様子がない。

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