「掲載前にこういった事態になるとは想像もしてなかった」
東京メトロ広報課は、
「掲載前にこういった事態になるとは想像もしてなかった。多角的な面で審査を改めることにした」
とJ-CASTニュースの取材に答えた。同社は、「クライアントのメッセージを歪曲して捉えられかねない」と修正撤回の理由を説明しているが、世論に押されて折れたのは間違いない。
実際、『ハーパース・バザー日本版』の東野副編集長は、
「主張が通り嬉しい。新聞、電波で取り上げてもらった結果、東京メトロも審査をもう一度してくれることになった。そういう意味でマスコミには感謝している」
と述べている。
編集者としては、広告が予定通り掲載されることになって胸を撫で下ろしているといったところだろう。しかし、ブリトニー・スピアーズさんのヌード写真をめぐるひともんちゃくで、かえって雑誌の宣伝になったともいえる。