デルのノートパソコン 発火事故が日本で2件

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米コンピューター大手デルは、発火の可能性があるとして、ソニー製バッテリーのリコール(回収・無償交換)に乗り出したが、日本デル広報は2006年8月17日、J-CASTニュースの取材に対し「現在まで発火事故が2件確認されている」と答えた。1件は06年6月に大阪のホテルで起こり、もう1件は公表しないとしている。同社では回収を急いでおり「対象機種をお持ちのお客様は、すぐにバッテリーを外してもらい、交換のバッテリーが届くまでACアダプターで作業をしてくださいと呼びかけています」と話している。
デルは、ノート型パソコン約410万台に搭載されたソニー製バッテリーのリコール(回収・無償交換)に乗り出したと2006年8月14日に発表した。同8月17日の朝日新聞ロイター通信などによると ソニー製リチウムイオン電池は、ソニー自身のほか米ヒューレット・パッカード富士通、中国のレノボ(旧IBM)で使われており、また、米アップルコンピュータも使用していた可能性があると報道している。米国の消費者製品安全委員会はデル以外のパソコン向けのソニー製電池も安全性を調べる方針だ。

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