「松下を見習え」トヨタ車欠陥放置にネットの声

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「安全にこだわるメーカーです」というメッセージは大事

   これとは別の角度からの指摘もある。死亡事故を起こしたヒーターを回収しようとしている松下電器の対応を見習え、という声だ。松下電器は回収のためにテレビCM1万8,200本を「いま一度、心よりのお願いです」と、回収促進のためのCMに差し替えたほか、チラシを3億3,000万枚配布、さらには日本の全世帯に告知はがきを郵送するなどした。この一連の対応で240億円を費やしたが、06年3月期決算では、売上高が前の期比2%増の8兆8,943億円、営業利益が同34%増の4,143億円と、大きな伸びを見せたのだ。

「トヨタはバカだなあ。 松下電器を見習えよ。 あのファンヒーターの回収を。 しつこくコマーシャルで回収を訴え、全世帯に通知し、春になってもまだやってる。松下電器は安全にこだわるメーカーですよって、宣伝効果の大きさを」
「松下みたいな宣伝ができればトヨタも反省していると言えるだろうが、さて、もみ消しの方に金を使うのかな?」

   痛くもない腹を探られることにもなりかねないようだ。松下の成功事例でも分かるように、松下の場合は死亡事故だという違いはあるにしても、問題が起きた時には徹底的に説明しようとする姿勢が大事、ということだ。

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