「巨人戦」の視聴率の落ち込みもすさまじい
炭谷宗佑アナウンサーがJR横浜駅の上りエスカレーターで、女子高校生のスカートの中を携帯電話のカメラで盗撮。日テレは06年2月20日の当初、事件を報道せず、報道しても同アナの名前を隠した。視聴者から日テレの"隠ぺい"報道姿勢に苦情が殺到した。
日テレのパワーの象徴だった「巨人戦」の視聴率の落ち込みもすさまじい。かつては20%以上が普通だったが、ビデオリサーチによると、06年4月は12.7%、5月は11.1%と、とうとう6月は9.2%と2ケタを切った。巨人が弱いのも響いてはいるが、人気そのものが低迷しているのが大きい。
番組にヒットがないせいも加わって、日テレから視聴者離れが急速に進んだ。CM収入など業績にも大きく影響し、06年5月19日に出揃った民放キー局5社の06年3月期連結決算では、民放4社が絶好調の売上高最高を記録する中で、日テレだけが売上高、経常利益、純利益とも全て前年割れした。
なぜこれほどまで日テレがダメになったのか。次回はその背景をリポートする。