「現代がトヨタとホンダを飛び越えた」という評価も出る
米経済専門のニュースサイト・マーケットウォッチは6月19日、現代車がトヨタ自動車とホンダを飛び越えた、と報じた。
マーケットウォッチは「現代車がトヨタ自動車のカムリやホンダ・アコードに追いつくにはまだ遠いという見方もあるが、そうはではない」とし「現代車はトヨタ・ホンダより上に位置付けてもいい」と伝えた。
そして、「いずれにせよ、現代車は自動車メーカーを緊張させる会社に違いない」と付け加えた。
今年初めに米国デトロイトで開催された「北米国際自動車ショー」(デトロイトショー)。ここで現代自はスペシャリティカーのコンセプトカー「HCD-9タラス」を出品し、高級車市場への参入意欲をのぞかせた。この車がターゲットとするジャンルは、まさしく日本のトヨタのレクサスであり、日産自動車のインフィニティであり、ホンダのアキュラであり、ベンツやBMWといった欧州の高級ブランドも視野に入れている。
ものの考え方が合理的で、「いいものであれば、どの国のブランドであるかにはこだわらない」という米国人にとって、日本のプレミアムブランドが受け入れられたのと同様に、韓国のプレミアムブランドが評価される土壌はある。