成分の「ファセオラミン」は売り上げ急増
ファセオラミンは、意外なことに、健康食品としての売り上げは急増している。インターネットでの医薬品・健康関連商品通信販売大手「ケンコーコム」の売れ筋ランキングでは、4月は白インゲン関係のランクインはなかったが、番組放映後5月のランキングではベスト20のうち3商品、6月(5月20日~6月19日、出荷数ベース)は5商品がランクインした上に、ベスト3を独占した。同社によると「04年にテレビ番組で『コエンザイムQ10』が放送された際は1万8,000件のアクセスがあったが、今回はそれを大きく上回る6万件のアクセスがあった」という。
健康被害の報道が大々的に行われるようになってからは「白インゲン豆そのものの注文は落ち着きつつあるが、『ファセオラミン』の売り上げは堅調」(同社)だといい、「『コエンザイムQ10』のようにブームになるか、このまま一過性のものとして終わってしまうか、見守りたい」と話している。