一投資ファンドのアドバイザーを務めることが問題だ
政治・経済の話題を扱っている「Baatarismの溜息通信」は、6月6日の記事でJINビジネスニュースの記事「村上一転「降伏」 守った人の名前」を読んだ感想として
「この記事の中では、村上氏が福井総裁などの関係者を守るためにインサイダー取引容疑を認めたと書かれていますが、例え村上氏の罪がどうであれ、福井総裁が一投資ファンドのアドバイザーを務めること自体が、日銀総裁としてふさわしくない行動だと思います」
と書いている。
一方で、時事問題の論評が掲載されている「ジジィ放談」は、
「数ヶ月前に解約を申し入れた?それは、総裁という立場でいずれかから『近いうちに捜査が行われるかもしれない』という情報を得たからじゃないの?そうだとすればその情報ってインサイダー情報でしょうが」
と、日銀総裁という立場を利用して捜査情報をあらかじめ入手していたのではないか、という見方だ。